【商品見直し】投資初心者のiDeCo運用遍歴【反面教師】
導入された当初、適当に運用商品を選んだままになっている方も多いのではないでしょうか?
初期の頃から運用を始めている方は実に20年も経過していることになり、すでに立派な長期運用です。
しかし年に一度でも良いので運用状況を確認することで、機会損失を防ぎながら運用することが出来ますよ。
確定拠出年金について会社で説明された時、リスクを犯すのが怖いと漠然と考えていた保守派なひよっこでした。
でもリスクって具体的に何?投資のリスクを正しく知れば、長期投資できるiDeCoやつみたてNISAはこころ強い味方になります。
この記事では、今までiDeCoの運用商品を3度に渡って切り替えてきた管理人の運用遍歴、全部見せます。
そんな方々に反面教師にしていただければ幸いです。
↓クリックで飛べる目次です。
そもそも恐れている投資のリスクとは
しかし本来の投資とは「分散投資」「長期運用」を行って資産運用していくもので、iDeCoやつみたてNISAは上記の特性を活かして運用できる商品です。
短期的に見ると価格変動はありますが、長い目で保有すると一般的に資産が目減りするというリスクを抑えることが可能です。
定期的に見直しが必要な理由
iDeCoは拠出金額の全額が節税対象といういい点もあるけれど、つみたてNISAに比べると手数料がかかる商品です。
具体的には始める時・毎月・移管時・受け取る時にかかります。
運用年齢が高いのならともかく、新卒の20代〜30代で守り商品のみを選択するのはおすすめできません。
iDeCoは手数料は所々かかる商品だけど、運用中は手数料なしで投資商品の入れ替えが可能。
そのため、20〜30代・40代前半くらいまでリスクを取りつつ長期運用で資産を増やし、定年間際で利益を確定させ、資産を目減りさせない守り商品で増やした資産を減らさず運用することが出来ます。
大失敗のiDeCo遍歴
ここで大失敗しまくっている私の歴代運用商品を見ていきましょう。
- 国内債券50%
- 外国債券50%
当時の細かい運用商品の資料がないため、ざっくりですがこの様になっていました。
値動きの小さい債権は、資産が大きく減る不安はないものの目に見えて増えることもあまりない商品です。預金に次いだ「守り」の商品であるため、資産を目減りさせたくない受け取り開始(60歳)の数年前に設定するべきでした。
この時の商品選定が初めて触れる株式・投資信託だったため、長期で積み立てていくメリットを全く活かすことが出来ていませんでした。
2016〜2018
転職先の確定拠出年金に移管することになり、この時は会社で提示された資料を参考に選んで丸写しした結果こうなりました。
拠出額も会社がほんの少し出してくれた分を運用していたので、分散し過ぎていました。
退職後、今度は確定拠出年金から楽天証券のiDeCoへ届出を出しました。
この時も参考資料を見ながら運用商品を決めました。
新卒入社時の同期と会った時に、「よく分からんけど米国株にしてたらかなり増えていた!」という話を聞いていたのですが、どうしても身構えてしまってリスク分散しまくってました。
よく分からないものに投資するって、とにかく不安なんですよね。
とっても寂しい運用実績はこちら。
金額が極端に少ないですよね。運用金額が少ないのもありますが、度重なる移管手続きにより結構手数料持って行かれています…
ちなみにこの期間の大部分は新規で積み立て購入できていません。
この度初めてのスイッチングと分配変更を行いました。
散り散りになっていた各商品は『全米6:全世界4』の割合でざっくり分けました。
一時ストップしていた積み立ても再開し、より長期投資の良さを活かせる商品にしました。
こちらは2022年4月現在の私のつみたてNISAの実績です。
運用商品は全米インデックスファンドとe-MAXIS Slim全世界株式で、運用期間は1年半です。
先ほどの画像では、商品変更と積み立てのストップがありつつも、2014年から8年も運用しているのにトータルリターンは8.7%でした。
正直なところ、iDeCo運用では本当に勿体ないことをしてしまったなと思います。
実際に運用してみて、今後のリターンも期待できそうだと感じたので今回NISAと同じような商品を選びました。
20代〜40代前半くらいまでは、投資期間が15年以上確保できるためどちらか1本の運用で十分かと思います。
☆積み立てストップしていた理由はこちらの「落とし穴③」が原因でした。
よろしければこちらもあわせてどうぞ↓
意外と知らないiDeCoの落とし穴 - maruの資産形成ブログ
私の場合、iDeCoは早くても受け取れるのはあと30年後。
今後30年で米国一強から世界はどう動くか、それは予測できないことなので少しだけでも世界の株式を持っておきたいと思っています。
正しいリスクを取ってじっくり資産を育てよう
- 20-30代→全米・全世界株式などリターンの期待できる商品で長期運用
- 年1で運用確認を、必要に応じてリバランス・分配変更を行う
- 45歳〜は守り商品を検討し資産を守りながら運用へ
画面が見やすく投資初心者にも扱いやすいのが魅力です。
特に普段から楽天市場などを利用しているなら、ポイント投資も可能なため投資にも触れやすいかと思います。
ポイントサイト経由で楽天証券の口座を開設すれば、今なら4,000円分の投資資金にすることも可能です。
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