意外と知らないiDeCoの落とし穴3つ
3つ
100万人以上が手続きせず…
— かむい@投資家 (@kabutotomoni) 2022年4月6日
「確定拠出年金の放置」で
積み立てた年金がもらえないリスク
これは本当に知っておいた方がいいと思う。https://t.co/u8gMNkIenM
100万人以上が手続きせず…「確定拠出年金の放置」で積み立てた年金がもらえないリスク 退社後6カ月以内の手続きが必要 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
先日かむい@投資家サマのツイートを拝見し、引用の記事を読みました。
かく言う私も、そうなっていたかも知れない100万人の中のひとりでした。
まったく他人事ではなかったので、今回は引用記事の内容と合わせて私の実体験も合わせてiDeCo・確定拠出年金の落とし穴についてまとめたいと思います。
とくに
これらに該当する方々は将来受け取れるはずのお金が受け取れなくなってしまう可能性があるため必読です。
移管手続きがよく分からずに退職後は放置してしまっていた方も、今一度見直してみましょう。
クリックで飛べる目次です↓
- iDeCoの落とし穴は3つ!
- ①転職・退職後の移管手続きは6ヶ月以内に行わないと手数料が割高
- ②運用期間が10年以下の方は受け取り開始が繰り上げになる
- ③公的年金の加入者分類が変わるたびに届け出ないと積み立てがストップする
- 転職・退職後の手続きについて
- iDeCoの落とし穴まとめ
iDeCoの落とし穴は3つ!
ひとつずつ順番に見ていきましょう。
①転職・退職後の移管手続きは6ヶ月以内に行わないと手数料が割高
通常、移管手続きにかかる手数料は以下の通りです。
①旧勤務先の企業型確定拠出年金からの移管手数料4,400円
②国民年金基金連合会への移管手数料2,829円
- 特定運営管理機関への移管手数料 3,300円
- 自動移管に関する事務手数料 1,048円
- 特定運営管理機関手数料 52円/月
- 特定運営管理機関からの移管手数料 1,100円
- 運用することが一切できない(増えない)
- 運用していなくても毎月手数料がかかる(年間624円)
②運用期間が10年以下の方は受け取り開始が繰り上げになる
現在の制度では60歳になるまで引き出すことは出来ないため、最短でも60歳からの受け取りとなります。
例えば現在55歳から運用を開始したとすると、最短でも受け取れるのは65歳以降ということになりますね。
③公的年金の加入者分類が変わるたびに届け出ないと積み立てがストップする
- 第1号被保険者→自営業者・農業者とその家族・学生・無職の人
- 第2号被保険者→会社員・公務員
- 第3号被保険者→第2号被保険者の配偶者
たとえばこんな時に該当します。
会社員から自営業者になった(2号から1号へ)
一度無職になり、その後転職した(2号から1号、転職後2号へ)
- 毎月の積み立てが停止され、口座からお金が引き落としされなくなる
- 毎月の手数料が未納のまま積み立て金から引かれる
運用自体はされているため、このまま積み立てをしなくても②10年以上の運用には該当するため60歳からの受け取りは可能です。
しかし手数料は毎月かかり続けるため、無職や病気で積み立てが出来ない等場合を除いては積み立て運用し続けるのが理想となります。
転職・退職後の手続きについて
こちらのサイトで簡単に必要な手続きがチェックが可能です。
www.jis-t.kojingata-portal.com
私は2箇所の企業型年金を経て、現在は楽天証券でiDeCoの運用をしています。
楽天証券はつみたてNISAでも利用していて、画面も見やすいため気に入っています。
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iDeCoの落とし穴まとめ
①転職・退職後の移管手続きは6ヶ月以内に行わないと手数料が割高
②運用期間が10年以下の方は受け取り開始が繰り上げになる
③公的年金の加入者分類が変わる度に届け出ないと積み立てがストップする
節税効果のあるiDeCoですが、手続きが面倒であることも事実。
手数料も積み重なれば馬鹿にできない金額になってしまうため、まだiDeCo(確定拠出年金)を始めていない方は、まずはつみたてNISAを夫婦満額・次にジュニアNISAの検討をおすすめします。
すでに始めている方は、運用してもしなくても手数料は取られてしまうので、しっかり運用していきましょう。